観光振興委員会活動指針活動内容

委員長:湊一 浩

副委員長:髙野 千恵子、本間 貴之

◎令和4年度委員会活動における指針

 小樽市の基幹産業の一つである「観光」には以前から課題が有ると言われております。

 それは日帰り主体の通過型の観光客が多く一人当たりの消費単価が少ないことが指摘されてきました。

 言い替えれば観光客の消費金額が少ないため観光収入が地元に還元されていない現状であると言えます。

 観光事業が小樽市の人口減少の課題解決の手段になり得るには、観光客が小樽で消費する単価を上げ、小樽に落ちるお金が増えることにより、地元の企業やそこで働く若い世代の給料に還元されることが必要だと考えます。

 そのためには小樽観光を着地型へと変換し、小樽を訪れる観光客の宿泊率を増やすことが求められます。

 現在は新型コロナウイルスの影響で観光事業は大きなダメージを受けていますが、これを今までの小樽観光の見直を図るチャンスととらえ、運河や堺町通りを中心とした「見る」「買う」「食べる」といった従来の観光体験に加え、新しいアクティビティや夜型コンテンツの充実を図り、それらを広く周知する必要があると思います。

 そこで、本年度の観光振興委員会は「新しい小樽観光の発掘、創造、発信」をテーマに小樽観光の現状と課題の把握、他地域の取り組みの調査、交流を通して新しい小樽観光の形を模索していきます。そして、創立10周年を迎える記念事業への取り組み、北海道ブロック大会小樽大会の成功へ向けて、委員会メンバーが一丸となり成功させていきます。

◎主な活動内容

  1. 小樽YEG創立10周年記念事業及び北海道ブロック大会小樽大会への活動
  2. 着地型観光への変換に必要な取り組みを方向付けるため、観光客の消費動向の調査や他地域の観光政策の視察・勉強会の実施
  3. 2で得た情報や知識を元に新たな小樽観光の創造と発信を行う
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