2024年度会長所信

Otaru Mirai Design~未来を彩る今を生きよう

小樽商工会議所青年部会長 山本 秀也

あなたには大切にしているものがありますか。あなたには愛しているものがありますか。それは、家族ですか、仲間ですか、会社ですか、思い出ですか、地域ですか。

我々の住み暮らす小樽には様々な諸問題があります。その中でも特に大きな問題になっているのは、人口減少問題です。小樽の観光客数は平成11年にピークの973万人を記録してから徐々に下がり始めてはいるものの観光都市としては全国的にも広く認知され、魅力度ランキングでも常に上位に位置するまちとなり、交流人口は一定の評価が出来るものと思います。しかし、定住人口は昭和39年にピークの207千人を記録してから下がり始め、令和 6 年1月現在ではピークの約半分である106千人まで減少してしまいました。

そうした中、これからの小樽を牽引していかなければならない責任世代の目線から、人口減少対策問題に取り組んでもらいたいという思いと年齢の近い会員企業間の連携を図ってもらいたいという思いから平成24年7月に小樽YEGは設立されました。商工会議所は商工会議所法第6条に定められている通り、地区内における商工業の総合的な改善発達を図り、兼ねて社会一般の福祉の増進に資することを目的としております。一昨年に10周年、そして昨年日本商工会議所青年部北海道ブロック大会を開催した経験を活かし、商工会議所の一翼を担うYEGとして、 親会と足並みを揃えこのまちを住みやすく、働きやすく、元気にするために進んで行かなければなりません。設立当初の思いを忘れることなく進めていくために も 、人口減少対策、組織活性化、会員拡大の3委員会を設置し小樽の明るい未来 と 皆様が 大切 にしているもの 、愛しているもの を守るために活動してまいります。

小樽YEGは小樽のために何が出来るのか、小樽のために何をしていかなければならないのか、同じ目的を持ち共に行動したその先にはきっと明るい未来があると信じて。

あなたには大切にしているものがありますか。あなたには愛しているものがありますか。今を生きる我々が大切なもの、愛するものを守るために、そして未来の小樽の礎を築くために共に歩んでいきましょう。

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